映画 この世界の片隅に 見てきました
映画 この世界の片隅に を見てきました。
先週に 君の名は。 の上映前のCMを見て
たいへん気になっておりました。
12/4週の時点で第3位、☆4.3点と評価も高いです。
こうの史代さんの原作本も激売れだそうです。
12/6のNHKニュ-スでも取り上げられていました。
どうも以前にTVで実写ドラマになった事があるそうで
こちらも視聴率は12%近く取れていたようですが
やはり原作の雰囲気はアニメの方が忠実でしょうか。
ワタシですがのん、能年玲奈さんの声(演技)が
素晴らしすぎたので見に行く事にした次第です。
あくまでもワタシの感想につきご容赦を。
ネタバレ注意です。
渋谷のユ-ロスペ-スにいざ出陣。
君の名は。の絵もすごくきれいでしたが本作も
独特の水彩画のような柔らかいタッチで素晴らしいです。
ワタシみたいなアニメに不慣れなおっちゃんには
どうしてもキャラはジブリっぽく見えるのですが
これが逆に見やすいのかも。
(原作に忠実で雰囲気は損ねてません)
ワタシの本作への感想ですが
☆☆☆☆☆星5つです。
最高評価です。素晴らしいです。
主人公が受け身で不甲斐なくて恋愛表現の
シ-ンは多少ツッコミもありますがラストシ-ンが
すべてを解決してくれます。
反戦志向の映画ですが押しつけがましさはなく
控えめに主張しているとこも良いです。
無感動に人が死ぬ非常識の表現が素晴らしく
それが余計に恐ろしいでのすが。
でも本当のポイントは 絆 なんじゃないでしょうか。
今の日本が失った地域や人との絆です。
主人公が姪や右腕を失った後も原爆で焼けた広島で
会った(血の繋がっていない)みなしごとの新しい絆は
ホンマに良かったです。
人前で泣くのは良くないと教わって来た古~いワタシも思わず
目頭が熱くなりました。泣いている人もおりましたよ。
現代ではみんな豊富な物品に囲まれて生活していますが
親が子供を殺したり、人を物扱いのブラック企業や隣の住人を
知らない寂しい生活など我々の現代を考えさせられる
作品であります。
戦火で焼けた呉の町が立ち上がるシ―ンは君の名は。と
かぶりますが東日本大震災の復興を思い出す
人も多かったのでは?
是非、みなさんも映画館でご鑑賞ください。
ただ、お子さんには難しい内容かも。
上映館が少ないのが難点ですが好評につき今後は
増えるようで来年も引き続き上映されるようです。
ワタシですがはだしのゲンは読んだことありますが
あまり反戦作品は得意ではないので後悔しないよう
料金の安い日に見に行きましたが杞憂でした。
本作ですが政治色は薄い(ゼロではない、左の
傾向は少し感じましたが)のは何よりです。
ワタシですが反民主主義独裁国家が日本の近隣に
存在する以上、平和団体とかの盲目的な反戦は
時代にそぐわないのではと思っています。
彼らは基地問題や自衛隊件で色々意見を言っていますが
今の日本が自由だからデモや主張が出来ると彼らは
考えた事が無いんでしょうかね?
話がそれました。
本作の舞台の呉市ですが今も海上自衛隊の軍港ですが
今は観光地に近い感じでしょうか。
呉の大和ミュ-ジアム訪問の過去記事デス↓
http://tomenoroom.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-751e.html
早く解決して女優業に本格復帰して欲しいですね。
実力派女優を寝かしておくのは本当に勿体ない。
契約とか芸能界のしきたりとかいろいろあるでしょうが
本名すら名乗れない日本の芸能界は世界は
どう見てるでしょうかね?
それに逆らえないTVもTVですが。
裏に何かが潜んでいるんでしょうよ。
芸能界は恐ろしいトコです。
今回はいろいろ戯言を言ってしまいました。反省。
« コトリンゴ こんにちは またあした | トップページ | マイクロエース 京成3500形 更新車 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- NETFLIX 新幹線大爆破 見ました (2025.05.17)
- 重戦記エルガイム 40周年 時代に追いついたかも (2025.02.22)
- SHOGUN おめでとうございます (2024.09.15)
- ガイナックス破産 (2024.06.09)
- アカデミ-賞受賞おめでとうございます(2024.03.17)





最近のコメント