島津義弘を手助け 三輪山平等寺
聖徳太子の開基といわれる歴史あるお寺です。
江戸時代の文献にも残されている歴史あるお寺ですが
明治時代の廃仏毀釈運動で大打撃を受けます。
最近の建物が多いのは昭和時代になってようやく
再興されたためです。
三輪明神(大神神社)の管轄寺院でありながら
奈良で大勢力を振るっていた興福寺、
さらには京の醍醐寺の影響も
受けていたようです。
なかなか複雑です。
関ケ原の戦いのときですが西軍に属していた
島津義弘は西軍が大敗すると自領の薩摩に
戻るため配送しますが一時はこの平等寺に
70日間も潜んでおりました。
捜索網の隙を付いて住職に金銭を借用し船で薩摩に戻れました。
その縁もあり薩摩島津家は平等寺に江戸時代を通して
お米や祈祷料を奉納しておりました。
おしゃれです。
今は大神神社に隠れて静かなお寺であります。
奈良盆地を眺める。
大神神社に向かいます。
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